6月教室だより
雨の多い季節になりました。庭の紫陽花の葉の緑が濃くなったと思っていたら、もう咲き始めました。しばらくは大輪の紫陽花を楽しめそうです。そろそろ学校の授業が、本格的に進み始めたようですね。先日ある生徒が、ここで予習したところを学校で習ったらすごくわかりやすかった!と報告してくれました。新学年の初めの授業が少しでも楽しくなるようにと予習に励んできたので、とてもうれしい報告でした。予習ができていると、学校の授業の理解が楽になり効率よく学習が進みます。教室では、学校のように授業はしません。数学なら、少し先に習う単元の問題を実際に解く練習をします。英語なら、次に習う単元の新出単語を調べて本文を読み、文法を理解した上で日本語に訳してみます。もちろん、復習も欠かせません。理科や社会は覚えることが多いのですが、覚えた気になっている人も多いようです。実際に覚える必要のあるところをテスト形式で解かせてみると、さっぱり正解できません。漢字間違い、計算間違い、記憶違い、白紙などが多く、赤ペンで真っ赤になります。あららっ…!と思っていると解いた本人も、あれれっ…?という顔をしています。テスト形式で解いてみてはじめて、まだ覚えきれていないことに気づくようです。理解できていない、覚えられていない、それに気づいたところからが勉強のスタートです。梅雨の候、ご自愛下さい。